棺桶の中から
第7回 シャーロックホームズの冒険・2

グラナダTV制作のホームズのなにがすごいかっていうと、セットから内容全てにおいて原作を忠実に再現している点でしょう。

でもやっぱホームズ役のジェレミー・ブレットの演技があまりにも完璧すぎるってのが一番大きいね。 とにかく実はジェレミー・ブレットがホームズなんじゃないのっていう錯覚に陥いってしまうくらいで、 彼を起用した時点でこの番組は成功してるよね。完璧にホームズになりきってて、見ててほんとに凄いよ。

この番組は全世界で放送されたみたいなんだけど、毎日のように各国からファンレターが届いたんだって。 しかもこれは「NHK版シャーロック・ホームズの冒険」という本で見たんだけど(昔たまたま本屋でぼけ〜っと歩いてたら、 ふとジェレミー・ブレットの顔が目に飛び込んできて、な、なに!こんな本が出てたのか!と迷わず買った。 たぶん、そん時あまりの興奮で「こっ、これは!!」とか「うっ、うお〜!!」などと声に出してたかも・・ また気持ち悪い人がいる〜と思われてたりして。)

話がそれちゃったけど、イギリスでジェレミー・ブレットの切手が発売されたんだって!凄くない?切手になるんだよ! ていうか、それめちゃくちゃ欲しい〜〜〜!! 友人に手紙を出す、 さりげなく切手はジェレミー・ブレット・・う〜む、渋いっ!!まぁ、誰も分からないと思うけど。 これらから彼がどれだけ凄いか分かるよね。

でも残念ながら病気で亡くなってしまったんだけどね。 日本でもそのニュースは新聞に載ったんだよ。それほど知名度があったんだね。イギリスは多大な財産を失ってしまったと思うよ。後にも先にもジェレミー・ブレットを越えるホームズ役はいない、と断言しちゃいましょう。

あとワトスン役のデビット・バーグとエドワード・ハードウィックも見逃せないんだよね。 シリーズでワトスン役だけ交代があったんだけど2人ともちょっと情けないワトスンを巧く演じてる。 配役が完璧すぎる。

で、始まりのヴァイオリンによるテーマ曲があるんだけどこれがまた名曲なのよ。 あまりにもいい曲なのでギターでコピーしちゃいました。「そんな奴いね〜よ!」という声が聞こえてきそうですが・・ で、そん時ベーカー街の風景がながれているんだけど曲が終わるとそれを窓から眺めているジェレミー・ブレットの アップになり、題名のテロップが出るんだけどその様が最高!渋すぎ!

字幕で見るのもいいけど自分の好きなのは 吹き替え版でその理由はまた次回にしましょ。


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