第3回 母の自由時間・2

とある育児雑誌を読んでいて、「欧米では子どもを8時くらいまでに寝かせてしまい、後の時間は母親の自由時間にする」という記事を見つけたんです。

なあ〜んだそんな事、もっと早くからやっときゃよかったよ、と思ったのですが、要するに夕飯と風呂をさっさとすませるということなんですよね。今まで夕飯をつくっているべき時間に「ちょっとひと息」と言ってお茶なんか飲んでいたから後の時間がどんどん遅くなってたんです。

欧米のマネするのなんかあんまり好きじゃないけどこれは即実行、と思い、夕飯を早めに食べさせようとしたら何と、ミトがおなかをこわして吐いちゃったんです。あれま〜と思っていたら私も吐いてしまいました。夏の一家中毒事件の悪夢再来かと思いましたが、今のところ私とミトだけでおさまっているみたいです。

結局、子どもたちは早く寝たけど、私も寝こんでしまって自由時間も何もあったもんじゃありませんでした。今日はおなかも治って、早寝作戦も成功(添い寝でいっしょに寝てしまい、1時間のロスだけど)めでたく原稿も書けました。

しかし、育児って「これならぜったいうまくいく」っていう方法がないんですね〜。ひとりひとり性格もちがうし、端で見ていて「こうすればいいのに」と思うようなことが実際にはうまくいかないとか。でも何にしても健康に育ってくれるのが一番です。「こんだけ手をかけてやって、将来ナマイキになったら腹立つぞ〜」という気がすることもあるけど、ナマイキでも健康ならそれでいいと思います。

というわけで大したネタもなかったんだけど、けっこう書いたわ、フフフ・・・。ほんとはミトの七五三のこととか幼稚園の制服選びとか書こうと思ってたことあったんだけど、書けずにいるあいだに私の中で旬じゃなくなってしまいました。

それではまた、早寝作戦を継続して、せっせと原稿を送りたいと思います。