第5号 スペイン、びっくりネタ
6月10日で、スペイン生活丸2周年を迎えるにあたって、こちらに来て、びっくりしたことを書こうと思う。いくら、日本が欧米のマネばっかりして、実にいろいろなものが日本の生活に入り込んでいても、こちらに来るまでは、知らなかったことが、やっぱりあった・・・。ずっと福岡県の田舎で暮らしてたもんねえ。

■夏の日暮れが、もの凄く遅い■

6月初旬の今で、午後9時半過ぎまで、明るい。夏至の頃は、午後10時まで明るい。
7時頃、晩御飯を食べようとしても、日本でいうなら、午後4時頃食べるみたいで、なんか変な気分。
ちなみに、冬は極端に日の出が遅くて、朝8時15分くらいまで、くら〜い。用事で朝4時に起きなくてはいけないことがあっても、あたりは朝8時と同じ暗さ・・。

■スペイン人は日焼け好き
梅雨がないので、6月ともなると、もう、バケーションシーズン開幕!という感じ。こちらの人は「夏はしっかり、全身日焼け」をしないと、「休暇を取れない、かわいそうな人」となるそうで、日焼けに命を懸けているかのように見える。
気温が高い日は、こぞって、海岸で寝転がり、日焼けをしている人でいっぱい。最初は、なんで、平日なのにこんなに人がいっぱい砂浜にいるのか不思議だった。休暇がすごく多いらしい。ちなみに、こちらはトップレスオーケーなので、浜辺を散歩などしていると、目のやり場に困る。


ご飯の時間が遅い

スペインでは、昼ごはんの時間は、早くて午後1時から。
レストランもそれ以前は、昼ごはんは食べられない。第一皿(前菜)、第二皿(肉か魚のメイン料理)、デザート、それにコーヒーで、飲み物は水でもワインでも、値段は同じ。量はすごく多くて、日本人にはきつい。
晩御飯も、午後8時半くらいからで、レストランも、その時間にやっと開店する。でも、8時半に行って誰も来てなくて、午後9時をまわってから、スペイン人達はぼちぼち姿を現す。
朝ご飯はコーヒーに小さい菓子パンか、ビスケット程度と、すごく軽いらしい。夜ご飯が遅いから、当然そうなるだろう。スペイン語の先生に日本の朝ご飯のことを、言ったら、「えー、朝から魚とか食べるの、信じられない!」と言っていた。