第8号 スペインの年末年始
明けましておめでとうございます。
2004年になって、最初の2週間が過ぎましたが私が住む北スペインは、すごい暖冬です。20度位あります。日本はどうでしょうか。

今日はスペインの年末年始の様子について書きます。

スペインでは、クリスマスのことを、NAVIDAD、ナビダと言って、家族が集まって過ごす大事な日です。
12月24日の夜と25日の昼は、皆で集まって、ご馳走を食べます。
また、ナビダの前には宝くじを買うのも、ここの習慣です。
大晦日の31日にも、ご馳走を食べ、日付が変わる午前0時、テレビの時報に合わせて、葡萄を12粒食べます。

そして、年が明けて1月1日。また家族でおご馳走。
翌2日からは、平日で、多くの会社で仕事始めです。

さらに、1月6日。スペインでは、この日がクリスマスの最後なのです。
聖書に載っているそうなのですが、東方の三博士がやってくる日で、子供達がプレゼントをどっさりもらいます。
テレビを見ていると、街ではラクダに乗ったこの三博士達が、パレードしていました。彼らは、顔を真っ黒に塗っていて、頭にダーバンを巻いています。
私からすると、ヨーロッパ人には見えなくて、ちょっと不思議な感じがします。
ちなみに、この日はフランスでは、平日だそうです。